反省のツボの続き

というわけで、反省編。

というか、馬券観、みたいなもののお話。

 前提として、私の場合、

1)出走馬を1頭ずつ「どんな馬だ」と特徴適性考えて、展開予想した上で、印をつける。

2)そのレースで重視するファクターを先に考えて、そのファクターに合う馬を探す。

3)とりあえず人気のない馬から、今回の条件で想定次第で来る可能性のある馬を考える。

だいたい、この3パターン。いうまでもない大前提で、「1万以下で帯狙い」というのがあるので1)でも2)でも、収束の速さより爆発力重視だし、3)が多くなるばかりなんだけれども。

あとは、「3連単至上主義」なもんで、◎を決めたら、数学っぽくいうと相関係数が「1」に近い馬へ重い印を。断然の人気・実力馬でも◎と逆相関っぽい馬は敢然と無印、みたいな。

まあ、3)のときなんて、「1人気と相関係数が『負』の関係にありそうな人気薄の馬から◎を探す」という逆からやってるだけなんですが。

・京王杯SC

 これは、1)。で、結論から言うと、このレースの反省点は、個人的には「ありません」。結果的に、「満足のいく印」。

 あえてネタっぽく言いますが、「平行世界のどこかには、きっとこの馬券で当たってる世界があるだろ」という。ちょっと違う展開・流れ・出方で印上位3頭できれいに決まってた可能性はある、そう感じてしまいましたので。オッズ的に今回の印だと当たれば年間プラスどころか数年分賄えてしまうので、このクラスの「私にやさしい世界」に巡り合えるのはほんと数年に一度になってしまいますが(>前回は、13年のコスモロビンの緑風Sか)、こういう印をある程度の頻度でつけられれば、必ず勝てる・どこかで大勝ちできると思える

 「今、この現実世界で当たらないと意味がない」という千利休バリの一期一会的馬券観だと、「どうすれば勝ち馬を評価できたか」とか、「なぜ自分の想定と違う形になったか(=次は精度の高い想定を)」という反省になるんだろうけど、私は別に全部当てたいとは思ってないし、どうせ年間何百レースと買うんだから、自分に都合のいい平行世界が回ってくるのを待ちますよ。

 問題は、「ちゃんとほかの平行世界では当たってる世界もある」・「回ってくるのを待つ甲斐がある」予想になってるかどうかであって、今回の場合は「これでいい」という結論。

 

・はやぶさ賞

 これは2)。直千で重視するファクターは、ダッシュ力・枠・馬体重・斤量・持続力、だいたい重視する順番的にもこんな感じだけど、このレースについては前日の条件戦の印象と、ダッシュ力バカと踏んだ2頭が中枠引いたことで、「とにかく外枠」で◎を探したもの。

 各馬が外ラチに殺到するので、後半型は内へ切り返すロスがあると考えると、「外枠で先行力ある馬、できれば他がばてた後も粘れる耐久力もある馬」という基準になってひっかかったのが14番ラブローレル。「耐久力」という意味でBT産駒というのがひっそり自分の中では◎にした決め手だったりする。

 ここまでは正解。で、馬柱見ていただくとわかるとおり、シングンパワーは「消」マークがついてて、最終的に候補にも残っていない。(「消」は、きっぱり「ない」と考えたか、「この馬が来るような展開は想定しない」かどちらか、この場合は前者) 現状、私の予想プロセスでは(枠、以外)拾えない。

 さっきの京王杯SCと違って、こっちはどんな「私にやさしい平行世界」に逃げたところで、高確率でこの馬に割られてそうだ。この馬を評価できていない以上、平行世界を持ち出しても無駄、という印象。少なくとも、今回の枠順では◎との相関係数が限りなく「1」に近そうだったからなあ。

 というわけで、このレースに関しては、足りなかったものは「2着馬を正しく評価できる予想力」。でなければ、「取れないレース」とあきらめるしかない。さらに、でなければあとは、「日頃のスタンスにこだわらず、重視したファクターに合わせる柔軟性」、ですか? うん、無理。「リスクヘッジのできない性格」だから。

 

 ・・・と、ここまでは「これも想定内」「数のうち」、と自分はこのスタンスで、当たるときに大きく獲ればよいのだとのほほんとしてたのでした。

 

・ヴィクトリアマイル

 これは、・・・3)。さらっとエントリでも書いてますが、想起確率だけで言うなら、○▲の馬連と思ってました。もし、「100万円手元にあって、これを500万円にしないと首くくるしかない」みたいな強制一期一会状態だったら、○▲の馬連に50万ちょっと突っ込んで、あとは「○▲を何かに割られる三連複」みたいな買い方するだろう。

 そのうえで、馬券買うなら、穴があるなら、でケイアイエレガント。これもここまでは間違ってない。

 で、その◎と○▲の相関度合いはどうなのよ、と。

 実のところ、予想段階で自分でもそう思った。思ったけど、それ以上思いつかなかったというか、これも馬柱の印見ていただくと、最終的に印ついた4頭以外で、消しになってないのはベルルミエールとミナレットの単勝100倍超の先行2頭だけ。この2頭も前にいるから「消」になってないだけで・・・。

 そのミナレット、「前に行ける、◎と同型で正の相関関係」と素直に思えるか。たしかに、「前有利の流れで2頭とも残る」とか、「2頭競り合って後ろが放置しちゃいました」とか、正相関もあるが、逆に「ハナが飛ばして唯一残って、番手以降が一番きつい」とか、「番手が実質ハナで、逃げ馬は大バテの大差シンガリ」みたいな逆相関も十分考えられるわけで。

 この2頭の場合「1」か「-1」かレース次第で両極端の相関になってた可能性が高い。

 ・・・というか、「-1」のほうで考えてた、「1」のほうで、両方残るパターンはあるとは思えなかったよ。ちょっとでもあると思ってたら、攻めっ気あったら、○がミナレットで◎○の馬単オモテウラに千円(>実際はオモテが安いからオモテ2千円、ウラ千円)おいて、どっちでもレンガにしたうえで、◎○から印流しマルチ100円、で、あとは○が大タレして消える◎から○以外に資金配分、というのがいつもの私であろう。

 というわけで、このレースの予想は、◎以外の印はまったく評価に値しない。この予想で正しく合理的に買うなら、「◎の複勝」、でしかない。仮に当たってても、△→◎はたまたま。

 3つのレースの予想の中では、これが自分満足度は一番低い

 なんだけど、この結果はダメだ。

 何がダメって、◎○がらみのオッズは、あとで気づいてるから。配当出たとき、一桁間違えたかと思いました。

 逃げ馬だけに、△でなく×みたいな印で、◎との馬単オモテウラ、◎×固定で印3頭へ3連単マルチ、計2000円。穴党気取ってて、先行力優先主義主張して、これ買うセンスありませんか? 足りないのはセンスだ。

 一番予想としては完成度の低いレースながら、このレースは無限にある平行世界の中でトップクラスに「週末人さんにやさしい世界」だったようである。いや、これで獲れなくて、じゃない、これでひっかけられなくてどうするの。

 これが、5→7→4の決着だったら(>4は最初に意志を持って「消した」馬)、割とよくある世界で、△→◎を買ってないのも言ってしまえば「数のうち」。

 5→7→4でも、5→7→18でも、持ってる馬券からいえばおんなじなんだが、どっちも「どの平行世界でもほぼ用無し(◎→△はあるが)」程度の予想なんだが、これだけ都合のいい結果を見逃してしまうと、さすがに「数のうち」と笑ってられないなあ・・・。

 「ギャンブルの流れ」的な観点からも、今週はやっちゃダメな気がして、予想せずにこんなエントリで自分を押しとどめてたりするのでした。 

 

(追記)文系人間なのでガチ理系的な突っ込みはご勘弁。

この記事へのコメント

  • 緑のたぬき

    深いです。本日は千利休のため、オークス当てるべく、あがいてみます。(笑)
    2015年05月24日 11:56
  • 駅前スクワット

    お疲れ様です。

    満足が一番低いレースが一番の高配当。

    予想者の匙加減が競馬の神様の差配と逆をいく難しさ。

    でも気まぐれで神様も時々ご褒美くれるから困りますね。
    2015年05月24日 12:16
  • せみ

    配当が配当なだけに「数のうち…」とは割り切れませんよね。
    これが3連単数十万ぐらいならアッサリあきらめも付きますけど…。
    2015年05月25日 11:20