クローバー賞展望

 自分に期待されているのはこのレースを語ることであろうと決め付けて予想してみる。

9g7zocih_s




 コース形態上、「内枠有利・先行有利」の条件だと思う。スタート地点が妙なところにあって、テン2つ半は隊列争い、その後は大きなペースの凹凸がない(>洋芝だしあがりは速くならない)ままゴールになだれ込む、という印象。
 ただ、ここはそれほど頭数がそろわないことと、経験の浅い2歳戦であるということからか、馬券になった馬の位置取りは多彩。前に行って距離に負ける馬が結構出るのであまり先行重視で考える必要はない。逆に距離短縮組がなかなか好成績を残すレースでもある。

 と、書いてみたが、前走16以上を使った馬でここで馬券になったのは近年次の5頭。

・イクスキューズ
・アドマイヤムーン
・キングストレイル
・キョウワスプレンダ
・ヤマニンシュクル

 G1で掲示板に乗った馬、重賞で勝ち負けした馬ばっかだ。
 後からみると将来性がはっきり浮き彫りになる性格のレースで、ここで3着以内に入った馬は上記5頭をはじめこの後そこそこの成績を残した馬ぞろい。一方でこのレースで大敗を喫した馬がその後巻き返してきた例はほぼ皆無。
 そんな性格のレースだ。

 というところで、出走馬のラップ。

Vunmmost_s


 使ってきた競馬場の馬場状態が違いすぎるので競馬場ごとに見てみよう。

 まず、函館組。
 函館2歳Sの展望で書いたが、「例年に比べ前が止まらない、後ろから2つ目が妙に速い」函館12が、月中の台風で一変、後半は渋化もあって一転上がりがメチャかかる馬場へと変貌した。

イイデケンシン
 前者で圧勝した初戦を馬場様替りした2戦目で大きく割り引いたのが函館2歳S。開催直後の札幌なので前走時ほど割り引く必要はないものの、私この馬の初戦をあまり評価していない。
 前が止まらない馬場で楽に先行して上がりに比重置く時計で勝った内容はあまり評価する気にならんのだ。前走、重賞3着は立派なものの前崩れの展開でテンに大きく置かれ(>あるいは下げ)ラストは最内で一頭だけ大きく距離得して突っ込んだ3着、これまた評価しづらい。
 結局2戦の内容が、恵まれた展開頼みの差し馬の匂いを感じるのでさほど魅力を感じない。

メジロアースラ
 初戦はケンシンを追って離される3着、2戦目は一転差し馬場で差しきり。
 同じ路線のケンシンとの比較で実績的に見劣る。ただ、距離伸びるのはプラスには思えるのでこちらのほうが拾う気にはなる。

マイネブリッツ
 前半の函館で勝利、後半の函館で大敗。メンバー的にこの馬が行くのかなというところで、逃げ前提で印つけたくなるが・・・、勝ったレースも前の止まらない馬場で止まりすぎ。
 後半持続戦になるここでは残り目はまずない。と、斬り捨てるつもりだったがナムラ取消では抑えざるをえない。

パラダイスプラム
 後半の函館でデビュー勝ち、時計はかかってしかたない馬場なのであまり気にする必要はないが・・・、37.3-36.5というバランスはあまりに馬場による異質さ激しい。開催前半に替わってレース環境は一変。普通にダッシュ負けしそうだ。

 続いて札幌組。

グリフィス
 前走の時計は平凡。ただ、テンがそこそこ・上がりがイーブンというのは(>このまま後1・5F道中伸ばせれば)ここでは合うほうの競馬。
 函館が極端な馬場の前後半でここに繋がるイメージわかない分、貴重な札幌組として印は打ちたい。
 2戦目で上積みあれば足りると思うが、自分の感触ではあくまで期待込みの穴、なのであんまり売れるとなあ。

 阪神組。

ウイントリガー
 唯一の距離短縮組。ランチボックスをクビ差退けた前走だが、前半が遅く後ろから3つ目に10秒台が入る上がり特化レース。デビュー戦という言い訳はあるが12で時計並ぶ初戦の惨敗振り見ると、こことは真逆のスロー⇒上がり勝負タイプに思える。
 先に書いたようにスローの16・18デビュー組が好戦しているレースでもあるのだが、すでに上げた5頭はいずれもスピード競馬にも対応可能な大物ぞろい。この馬、そこに肩を並べるだけの馬でしょうか?
 メイチ切りたい馬。ただし、ナムラが取り消していく馬がかなり乏しくなったので今年のこのレースは傾向ハズレの中だるみレースになる可能性あり。そうなると切りにくくなるが・・・。

バーキングウルフ
 同じ阪神組でも、例年のこのレースのラップ傾向に近い初戦を勝ち上がってきたのがこっち。洋芝適正さえあれば、素直に連勝期待できそう。

◎:バーキングウルフ
○:グリフィス
△:メジロアースラ・マイネブリッツ
×:イイデケンシン

◎→○→△中心、×は◎→○→×、◎→×→○だけ抑えで。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック